有限会社 佐藤左官工業
左官壁の代表例 漆喰壁
漆喰壁のように仕上げることができるよう鉱物質の粉末と水を練り合わせたプラスターや、生石灰と水を練り合わせた生石灰クリームなどもある。
このほか樹脂リシン壁や聚楽壁(じゅらくへき)のように吹き付けを用いながら塗り壁のような風合いに仕上げるものもある。
左官壁の利点
多様な仕上げができること(光沢のある磨き仕上げやこて跡を残したラフな仕上げ等)、室内の調湿効果や脱臭効果が期待できることが挙げられる。
また、左官材料を塗り重ねることにより断熱効果や保温効果も期待できる。
左官壁の欠点
施工及びその後の乾燥に手間と時間がかかることや、職人の技術の差が仕上がりに大きく影響することなどがある。
気候や建物壁面の下地の状態によっては左官壁に向かない場合もある。
タイル工事について
左官道具
使用する道具は主にコテですが、そのコテには多くの種類があり、職人さんのコテの使い方によって、質感や立体感などオリジナリティのあるデザイン表現ができることが魅力の一つです。
作業風景
建築用陶磁器タイル
建築では一般にタイルといえば、陶磁器製のものを指すことが多い。材質は、吸水率の違いにより、陶器質・せっ器質・磁器質タイルに分けられる。
外装タイル貼の建築物は、他の外壁仕上げに比べイニシャルコストがかかる反面、耐候性に優れ、メンテナンスも比較的容易で、意匠上美しいことから、公共建築物やマンションなどで広く選択されている。
浴場のタイル
道路タイル
タイル目地
目地(めじ、めち)とは、タイルとタイルの隙間を指す。剥離防止や防水を目的として、通常モルタルや白セメントが充填され、色はグレーまたは白になる。目地は性質上カビの発生源になりやすいため、こまめな清掃が不可欠である。
内装用デザインタイル
陶製のタイルは浴室、キッチン、トイレなど耐水性が必要な箇所の化粧材に用いられてきた[1]。内装用のタイルには次のようなものもある。
ガラスタイル
ガラス質の表面を持つタイルで透明感がある。下地色が濃くなると透けて見える場合があり施工には注意が必要。